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生活大国・スウェーデン

スウェーデンの人々

スウェーデンのライフスタイルは「自然」「家庭生活」「健康」が切り離せない一つのサークルになっています。スウェーデンの森は国民共有の財産。この国の人は森でブルーベリーやきのこ摘み、美しい湖や河を楽しみながら自然との共存を体験していくのです。それは18世紀頃から受け継がれてきたもの──「森の民」と言われる所以です。スウェーデン体操、スウェディッシュ マッサージ、リサイクル、自然療法…にも現れています。豊かなライフスタイルは人間と自然との共生、調和を大切にしてきた国民だからでしょう。そして、「真の豊かさとは」何か、「国民が自由と責任をもつとは」どういうことなのかを見つめながら、長い年月をかけてスウェーデンという共同体が作り上げてきたすばらしい価値観なのです。

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自然享受権

自然

スウェーデンには “自然享受権”と呼ばれる、世界でもユニークな自然の共有権が存在しています。これは、たとえ持ち主がいても、所有者のプライバシーを侵害したり、財産に損害を与えない限り、テントを張ったりキノコや花やベリー類を摘んだりボートを停泊させて上陸したりすることができる権利です。スウェーデンの人々は、自然を楽しむことには惜しみなくお金も使いますが、同時に自然を守る、汚さない、ということは当然の責任として誰もが理解しているのです。自然を共有する、みんなと自然の美しさを分かち合う、という思想があるからこそ、「自然を守る」ということは当然の前提なのですね。

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40年前からエコの国(70年大阪万博を振り返って)

万博スカンジナビア館パンフレット 万博スカンジナビア館パンフレット

1970年、大阪万博のスカンジナビア館は異彩を放っていました。他の各国が「科学技術の発展」を誇示する中、スカンジナビア館のテーマは「環境の保護」。唯一「公害」という産業至上主義の負(マイナス)の側面に警鐘をならしたのです。未来の世界を既に予知していたのは、スウェーデンはじめ北欧の人々の自然に対する素晴らしい感性です。

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赤い家への憧憬

スウェーデンの家 

スウェーデンの郊外には、赤い外壁のかわいい木の家が多く見られます。現在では、社会制度・文化・経済などにおいて、世界でも注目される存在のスウェーデン。最近では優れた教育制度やそのレベルの高さでも注目を浴びました。そんなスウェーデンもほんの100年前までは、決して豊かとは言えない農業国だったのです。そういう時代の素朴で簡素な暮らしの象徴でもある「赤い家」は、時代が移ろっても愛してやまないものなのかも知れません。また、厳しい自然環境に生きるスウェーデンの人々は、心地よく毎日を過ごすために家への愛着が強く、家具や照明、ファブリックなどで暮らしを彩ることが上手な国民です。森の中にたたずむかわいい「赤い家」に、本来持っているスウェーデンの人々の、素朴だけれど心豊かな暮らしを愛する心が見えるような気がします。

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グッドデザインの国

スウェーデンのインテリアグッズ 

スウェーデンのデザインが大好きです。スウェーデンでは1920年代に「日用品をより美しく」という“標語”が使われていたんですって…。さすがですね。スウェーデンのデザインには「シンプル」「飽きがこない」「自然にやさしい素材」「人々の安全や健康を考えた」不思議な魅力を持っています。生活用品一つをとっても、それを手に取った瞬間に心があたたかくなるような感じです。
最近では家具やインテリア用品などは日本でも大人気。IKEAをはじめ、センスの光るインテリアショップが次々と話題になり、雑紙やデザインブックもたんさん紹介されていますね。北欧デザインの持つ特有の雰囲気はどこから来たのでしょう。寒くて暗いという風土の影響や、ヨーロッパの中で孤立した存在だったことが影響しているのかも知れません。すごい!と思うのは、1920年頃から広がっていった北欧のモダンデザインは、時代を超えて今なお商品として愛され続けているということ。クラフトマンシップも生き続けています。

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スウェーデンの国民的祝日

ヴァルプルギスの夜祭&ルシア祭 

スウェーデンの国民的な三大祝祭は、「ヴァルプルギスの夜祭・4月30日」「夏至祭・6月末の週末」「ルシア祭・12月13日」です。いずれも自然と季節の移り変わりに深く関係して、美しい自然に対する愛着と、反対に自然の厳しさに対する哀愁、といったことの表れだそうです。
4月の「ヴァルプルギスの夜祭」は、松明を焚いて春の訪れへのお祝い。
6月の「夏至祭」はスウェーデンで盛大に祝われる行事で、人々は家、車、教会、夏至祭のダンス会場などを花輪や緑の小枝で飾り、食事と踊りで夜を徹して楽しみ、短い夏を満喫する準備を始めるのです。
12月の「ルシア祭」は、ルシア姫として選ばれた子供達が、白い衣装に深紅の絹の長帯、ローソクの灯った緑の冠といった装いをし暗闇を行進します。いずれも太陽への強い憧れが伝わります。

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Lagomのこころ

 

Lagom〈ラーコ゜ム〉はスウェーデン語で「ほどよく、ちょうどいい」と言う意味。この言葉を知って、なんとスウェーデンらしい!と思いました。自分にとっての「ちょうどいい」をちゃんとわかっている。モノも「ちょうどいい量」をわきまえ、こころの持ち方も「ほどほどに」といったところでしょう。過剰消費や大量消費が当たり前になった時代、慌てて何かと世界中が「エコ」に走っている昨今。スウェーデンの人たちは、そのな状況を横目で見ながら、ずっと前から暮らしの中で自然とLagomのこころを持ち続けているように思います。英語には、こういうすてきな単語がないそうですよ。

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